さて、みなさん、Perplexity AI(パープレ)ってご存じですか?
実はこれ、OpenAIのGPTモデルとマイクロソフトのBing検索エンジンを組み合わせた新しい対話型AI検索エンジンなんです。
使い方もとっても簡単。質問を入力するだけで、インターネット上の情報を元に答えを出してくれるんです。
例えば、「大学生の睡眠の質は学業成績にどのように影響しますか?」なんて質問をすると、関連するデータを集めて詳しく教えてくれるんですよ。
perplexity(パープレキシティ)と読み、パープレと略します。
当サイトでは、perplexity、もしくはパープレと記載します。
2023年1月に登場して約1年半ほど経っています。
では、パープレの基本的な使い方から見ていきましょう。
Perplexity AI(パープレ)の基本的な使い方
Perplexity AI(パープレ)の基本的な使い方
- 質問を入力する
- Perplexity AIの検索窓に質問を入力するだけで、AIがインターネット上の情報を基に回答を生成します。
- 拡張機能の利用
- Chromeストアから「Perplexity – Ask AI」をインストールし、拡張機能として利用することで、Webページを見ながら質問ができ、リサーチの効率が向上します。
- 詳細情報の表示
- 「View Detailed(詳細を表示)」をクリックすると、より詳しい回答が得られます。元の回答に戻したい場合は「View Concise(端的に表示)」をクリックします[1]。
百聞は一見に如かずです。
パープレの挙動をこちらから見ることができます。
Perplexity AI(パープレ)を使いこなすための5つのコツ
じゃあ、どうやって使うといいのか、コツをいくつかご紹介しますね。
- 具体的な質問をする:具体的な質問をすると、AIも正確な答えを出しやすいんです。
- 質問の背景や文脈を共有する:なぜその質問をするのか、背景を説明するとより適切な回答が得られますよ。
他にもいくつかコツがありますが、まずは上記二つを意識してみてください。
- 明確で具体的な質問をする
- できるだけ具体的な質問をすることで、より正確な回答が得られます。
- 具体的な質問:「大学生の睡眠の質は学業成績にどのように影響しますか?」
- 理由:特定の集団(大学生)と明確な変数(睡眠の質と学業成績)を対象にしており、測定可能であるため。
- 具体的でない質問:「睡眠は学業成績に影響しますか?」
- 理由:対象が広すぎて、どの集団やどのような影響を指しているのかが不明確。
その他4つのコツは下記です。
- 質問の背景や文脈を共有する
- 質問の背景や文脈を提供することで、AIがより適切な回答を生成しやすくなります。
- 回答の参考になる情報や回答例を記載する
- 具体的な回答例や参考情報を提供することで、AIがより精度の高い回答を生成できます。
- 何度も修正を依頼する
- 最初から完璧な回答が得られなくても、何度も質問を修正して依頼することで、より良い回答が得られます。
- 質問/指示の仕方を改善する
- 期待する回答が得られない場合、質問の仕方を改善することが重要です。
Perplexity AI(パープレ)の特徴と注意点
- 出典元の表示
- Perplexity AIは回答の根拠となるサイトを表示するため、情報の信頼性を確認しやすいです。
- 日本語対応
- 日本語での使用も可能ですが、英語に比べて精度が低い場合があります。特に専門的な内容や複雑な質問に対する回答の正確性には注意が必要です。
- 無料で利用可能
- 基本的な機能は無料で利用できますが、有料版の「Perplexity Pro」にアップグレードすることで、さらに高度な機能を利用できます。
パープレ公式はこちらから
もちろん、無料で使えます
さて、ここで思うのが、Perplexity AI(パープレ)とChatGPTの違いってなに?ってことだと思います。
Perplexity AIとChatGPTの違いってなに?
Perplexity AIとChatGPTはどちらも高度な自然言語処理技術を活用したツールですが、それぞれの特徴や用途にはいくつかの違いがあります。
Perplexity AI(パープレ)とChatGPTの主な違い
主な違い | Perplexity AI | ChatGPT |
---|---|---|
検索エンジン vs. 対話型AI | 検索エンジンとして機能 | 対話型AIとして機能 |
情報の出典元 | 出典元を明示 | 出典元を明示しないことが多い |
リアルタイム情報の取得 | 最新の情報をリアルタイムで取得 | 事前に学習したデータに基づいて回答 |
多様なLLMの利用 | 複数のLLMを利用 | 主にOpenAIのモデルを利用 |
- 検索エンジン vs. 対話型AI
- Perplexity AIは主に検索エンジンとして機能し、インターネット上の情報を収集して回答を提供します。一方、ChatGPTは対話型AIとして、ユーザーとの対話を通じて情報を提供します。
- 情報の出典元
- Perplexity AIは検索結果に出典元を明示するため、情報の信頼性を確認しやすいです。ChatGPTは出典元を明示しないことが多く、情報の信頼性を確認するためには追加の調査が必要です。
- リアルタイム情報の取得
- Perplexity AIはウェブブラウジング機能を備えており、最新の情報をリアルタイムで取得できます。ChatGPTもウェブブラウジング機能を持つプランがありますが、基本的には事前に学習したデータに基づいて回答を生成します。
- 多様なLLMの利用
- Perplexity AIは複数のLLMを利用しており、ユーザーのニーズに応じた柔軟な回答を提供します。ChatGPTは主にOpenAIのモデルを利用しています。
Perplexity AIの特徴と用途
- 検索エンジンとしての機能
- Perplexity AIは、検索エンジンとAI技術を融合させた情報検索ツールです。ユーザーが自然言語で質問を入力すると、関連する情報をインターネットから収集し、回答を生成します。
- 検索結果には出典元が明示されるため、情報の信頼性を確認しやすいです。
- リアルタイムの情報提供
- Perplexity AIはウェブブラウジング機能を備えており、最新の情報をリアルタイムで取得できます。
- 多様なLLMの利用
- Perplexity AIは、GPT-4やClaude 2.1、Gemini Proなど複数の大規模言語モデル(LLM)を利用しており、ユーザーのニーズに応じた柔軟な回答を提供します。
- コンテンツ生成
- Perplexity AIは、SEOコンテンツの作成や書籍の要約など、さまざまなコンテンツ生成にも利用できます。
ChatGPTの特徴と用途
- 対話型AIとしての機能
- ChatGPTは、OpenAIが開発した対話型AIで、自然言語を理解し、人間のようなテキストを生成する能力があります。
- ユーザーが質問を入力すると、文脈に基づいた回答を生成します。
- 多様なビジネス用途
- ChatGPTは、カスタマーサポートの自動化、コンテンツ作成、マーケティング、データ分析、法務文書の解析など、さまざまなビジネス用途に利用できます。
- プラグインと拡張機能
- ChatGPTは、プラグインやウェブブラウジング機能を利用することで、外部アプリケーションと連携し、さらに高度な機能を提供します。
- データ分析と可視化
- 有料プランでは、Advanced Data Analysis(ADA)機能を利用して、データの解析や可視化を行うことができます。
これらの違いを理解することで、目的に応じて適切なツールを選択することができます。
ChatGPTとPerplexity AIの料金体系にはいくつかの違いがあります。以下にそれぞれの料金プランを詳しく説明します。
特徴の違いは分かったけど、料金はどう?
特徴の違いは分かったけど、料金はどう?
ChatGPTとPerplexity AIの料金体系にはいくつかの違いがあります。以下にそれぞれの料金プランを詳しく説明します。
Perplexity AIとChatGPTの料金面の違い
主な違い | Perplexity AI | ChatGPT |
---|---|---|
料金 | Proプランは月額$20(年間契約で$200) | Plusプランは月額$20 |
利用可能 モデル | GPT-4、Claude 2.1、Gemini Proなど 複数の高度なAIモデルが利用可能 | GPT-4が利用可能 |
機能 | 無制限のファイルアップロード、 画像生成機能、APIアクセス | テキスト生成と対話機能の強化 |
利用制限 | 無料プランでも基本的な質問応答や情報収集が可能だが、 利用制限あり | 無料プランではGPT-4の利用に制限あり |
- 料金
- ChatGPTのPlusプランとPerplexity AIのProプランはどちらも月額$20ですが、Perplexity AIの年間プランは$200で、年間契約により$40の節約が可能です。
- 利用可能なモデル
- ChatGPTのPlusプランではGPT-4が利用可能ですが、Perplexity AIのProプランでは複数の高度なAIモデル(GPT-4、Claude 2.1、Gemini Proなど)が利用可能です。
- 機能
- ChatGPTのPlusプランでは、主にテキスト生成と対話機能が強化されますが、Perplexity AIのProプランでは、無制限のファイルアップロード、画像生成機能、APIアクセスなど、より多機能なサービスが提供されます。
- 利用制限
- ChatGPTの無料プランではGPT-4oの利用に制限がありますが、Perplexity AIの無料プランでも基本的な質問応答や情報収集が可能です。ただし、どちらも無料プランには利用制限があります。
Perplexity AIの料金体系
Perplexity AIには以下のプランがあります。
- 無料プラン
- 月額料金: 無料
- 利用可能機能: 基本的な質問応答、情報収集
- 利用制限: 検索回数やファイルアップロードに制限あり
- Proプラン
- 月額料金: $20
- 年間料金: $200(年間契約で$40の節約)
- 利用可能機能: 高度なAIモデル(GPT-4、Claude 2.1、Gemini Proなど)、無制限のファイルアップロード、APIアクセス、画像生成機能
ChatGPTの料金体系
ChatGPTには以下のプランがあります。
- Freeプラン
- 月額料金: 無料
利用可能モデル: GPT-3.5
利用制限: GPT-4oの利用は制限あり
- 月額料金: 無料
- Plusプラン
- 月額料金: $20
- 利用可能モデル: GPT-4
- 利用制限: GPT-4の利用回数が増加
- Teamプラン
- 月額料金: $25(年間契約の場合)または $30(毎月契約の場合)
- 利用可能モデル: GPT-4
- 利用制限: Plusプランよりも高い利用限度
- Enterpriseプラン
- 月額料金: カスタム(営業担当に連絡)
- 利用可能モデル: GPT-4
- 利用制限: 無制限
これらの違いを考慮して、利用目的や必要な機能に応じて適切なプランを選択することが重要です。
Perplexity AIがソフトバンクユーザーだと無料になります。この無料の登録方法を詳しくお伝えします。
SoftBankユーザーがPerplexity AIのプレミアムサービス「Perplexity Pro」を無料で利用する方法について、以下の手順を参考にしてください。
無料登録の手順
この無料サービスは、SoftBank、Y!mobile、およびLINEMOのモバイルサービスユーザーが対象です。
申請は2024年6月19日から受付開始です。申請手続きはSoftBankの専用ページから行えます。
SoftBankの公式ウェブサイトにアクセスし、指定の申請フォームに必要な情報を入力してください。申請フォームは、サービス開始日にアクセス可能となります。
具体的なリンクや詳細な手続きについては、SoftBankの公式アナウンスページを参照してください 。
申請が受理されると、Perplexity Proのアカウントを作成し、サービスを無料で利用できるようになります。これにより、最新のLLMや高品質の画像生成ツール、個別化された検索体験など、Perplexity Proの全機能を1年間無料で利用できます。
サービス内容
- 最新の大規模言語モデル(LLM)の選択
- 高品質の画像生成ツールの利用
- 個別化された検索体験の提供
- 無制限のファイルアップロードと検索履歴の保存機能
追加情報
Perplexity Proは、月額約2950円(約20米ドル)または年額約29,500円(約200米ドル)で提供される有料サービスですが、SoftBankユーザーはこの料金を無料で利用できます。
1年間無料で使える!
詳しくはこちらから
生成AI利用に関するFAQ
生成AIとは何ですか?
生成AIを利用する際の注意点は何ですか?
生成AIは便利なツールですが、利用には注意が必要です。
- 入力データの機密性: 個人情報、顧客情報、社外秘情報など、機密性の高いデータは入力しないでください。情報漏洩のリスクがあります。
- 著作権・商標権の侵害: 生成AIが生成したコンテンツが既存の著作物や商標と類似している場合、権利侵害となる可能性があります。
- 生成物の正確性: 生成AIは、常に正確な情報や倫理的に問題のないコンテンツを生成するとは限りません。生成物の内容を確認し、必要に応じて修正を加える必要があります。
- 利用規約の遵守: 利用する生成AIのサービスごとに利用規約が定められています。商用利用の可否など、規約をよく確認してから利用しましょう。
生成AIに個人情報を入力しても良いですか?
生成AIで生成した文章や画像の著作権は誰のものですか?
生成AIを利用して顧客対応を行う際の注意点は何ですか?
生成AIを利用して顧客対応を行う場合は、以下の点に注意が必要です。
- 個人情報の取り扱い: 顧客とのやり取りの中で個人情報を含む情報を取り扱う場合は、個人情報保護法に準拠した適切な対応が必要です。
- 正確性と倫理性: 生成AIが生成した回答が、必ずしも正確であるとは限りません。また、倫理的に問題のある回答を生成する可能性もあります。
- 感情への配慮: 生成AIは感情を持たないため、顧客の感情に寄り添った対応はできません。
生成AIは、どのような業務に活用できますか?
生成AIは、以下のような業務に活用できます。
- 文章作成: 記事作成、メール作成、報告書作成、広告文作成
- 翻訳: 多言語翻訳
- 要約: 長文の要約
- 質疑応答: FAQ作成、チャットボット
- 画像生成: 広告素材作成、イラスト作成